後悔しないために大切なこと
こちらのページをご覧いただいている方は、交通事故に合われてしまいご不安な思いをされていることと存じます。
心よりお見舞い申し上げます。
こちらでは、不安な思いをなるべく無くせるように、またしっかりと症状が完治して納得がいく示談をする為に、事故当初において重要な事項を説明させていただきます。
交通事故の治療は通常の怪我とは異なり、賠償治療です。
賠償治療は、保険会社、医師、整骨院、弁護士などが関係し、事故の状況などの複雑な要素が絡み合い賠償の範囲も左右します。
患者様の不利益にならない為にも、基本的な初期対応を参考にしてください。
特に(3)『保険会社に伝えること』、(4)『医師の選び方』は治療の根幹部分として重要になってきますので是非、ご覧ください。
警察の届け出はもちろんですが、治療を受ける場合は必ず人身事故としての届け出をしてください。最初はたいしたことないと思って現場検証し、物損事故届のまま治療を続けたが、患者様が想像していたより治療期間が長くなり、物損事故届しかしていなかったがゆえに、不利益につながってしまったケースがございます。
是非、人身事故の届け出をしていただきたいです。
事故の過失割合は、以後の治療継続や慰謝料算定の際に大きく影響します。
事故の相手によっては、事故現場で話した内容を後になって言い換えることがあり場合によっては相手の保険会社が対応しなくなるケースもあります。
そこで大切なのは、動かぬ記録です。ドライブレコーダーや相手の会話などの記録を残しておくことをお勧めいたします。
保険会社は、事故に起因する症状に対する賠償をすることが仕事です。
逆に言うと、事故以外が原因となる症状は賠償の対象外となります。
事故による症状は様々です。事故をしてから時間が経過して、症状が強くなることも懸念されます。事故から時間が経ってから強くなった症状を訴えても、事故との因果関係があるかどうか判断され、治療ができなくなる可能性が出てきます。
自覚症状は１番痛い部分に意識が向くことが多く、２番目、３番目にある症状は気にならなくなることもありますが、２番目の症状が後になって酷くなってくることもよくみられます。
事故で痛くなったのにもかかわらず治療が受けられなくなることを防止するためにも保険会社や医師などには、体の気になる部分はしっかりと伝えることが重要です。
賠償治療を継続する中で、特に大切なのは医師（整形外科）の診断です。
治療を継続するかどうかの判断をするのも医師（整形外科）です。
患者様は症状が残っていて治療を続けたいのに、医師の診断によっては継続できなくなることもあります。
整骨院での治療を認めてくれない医師もいらっしゃいます。
どこの整形外科、整骨院に受診するかを決めるのは患者様です。
しっかりと治療をして、完治をするためにも、医師の選び方は慎重になることが重要です。
「整形外科は、当院からご紹介可能です。悩まれている方は、些細なことでもご相談ください。」
当院は医師や
各専分野の専門家と連携し
患者様がしっかり治療を受けられるサポート体勢を整えております