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指の曲げ伸ばしが痛い!ばね指を治療するなら【みのり整骨院】

ばね 指 治療

指を曲げたり伸ばしたりすると、つっかえる感じがする、痛みを感じるなどの症状がある方は、ばね指の可能性があります。症状が悪化すると、指が曲がったまま元に戻らない、もしくは指が曲がらないなど指を自由に使えなくなる可能性があるので、適切な治療が必要です。

 

この記事では、ばね指について、その症状や治療法を解説していきます。ばね指の予防法についても解説しているので、スポーツをしている方やデスクワークでパソコンを頻繁に使う人などは、ぜひ参考にしてみてください。

 

ばね指とは

ばね指とは、指を曲げたときに指が伸びなくなってしまい、伸ばそうとするとバネのように勢いよく伸びる病気です。バネ症状が現れるため、医療機関を受診すると、すぐにばね指だと診断されるでしょう。

 

指を曲げ伸ばしするには、手のひら側の指の付け根にある屈筋腱が働いています。しかし、その屈筋腱が浮き上がらないように抑える働きをしている、靭帯性腱鞘に炎症が起こることで腱鞘炎を発症します。そして、腱鞘炎がさらに悪化することで、ばね指となるのです。

 

ばね指の主な症状

ばね指の前段階である腱鞘炎では、指の付け根に痛みを感じたり、腫れや熱感が生じたりします。悪化した場合、指を伸ばそうとするとつっかかる感じになり、バネ現象として現れるのです。

 

ばね指は、両手のどの指にも起こる可能性があります。とくに、親指・中指・薬指に発症することが多いです。ばね指を放置すると曲がったままになり、もう片方の手で手伝わなければ伸ばせなくなります。さらに悪化すると、曲がったまままったく伸ばせなくなったり、逆に伸びきったまま曲がらなくなったりします。

 

ばね指が起きる原因

ばね指の主な原因は、手首や指先の使いすぎであることがほとんどです。腱鞘を使いすぎると炎症が起こり、腱鞘が肥厚したり、腱が肥大したりすることで痛みや腫れを引き起こすのです。

 

手首や指先の使いすぎのほかにも、加齢や女性ホルモンによる影響など、さまざまな原因が考えられるため、原因の特定は難しいでしょう。

 

ばね指になりやすい人とは

ばね指は誰にでも起こる可能性がありますが、ばね指になりやすい人には特徴があります。

 

<ばね指になりやすい人>

  • 手を使うスポーツをしている人
  • 仕事などでパソコンやスマホの頻繁に使っている人
  • 更年期の女性(女性ホルモンによる影響)
  • 糖尿病やリウマチなどの疾患がある人

 

以上に該当する人はばね指になりやすいと言えるので、今後ばね指にならないよう、とくに注意が必要です。

 

ばね指の治療法

ばね指を治療する方法は、非手術治療である保存療法と、狭窄した靭帯性腱鞘を切開する手術療法があります。どちらの方法で治療するのかは、かかった医療機関の医師による提案から、自分に合うと思われる治療法を選択しましょう。

 

保存療法

メスを入れずに治療できる保存療法はすぐ実践できるので、保存療法を選択する方が多いです。

 

【ばね指の保存療法】

治療方法

詳細

安静

指の使いすぎで起こるばね指は、安静にすることで症状を抑えられます。指を酷使するような仕事をしている方にとって、安静は難しいかもしれませんが、できるだけ使わないようにしましょう。

装具療法

そのままの状態ではどうしても指を使ってしまうという方には、装具の装着をすることで、強制的に動かせなくする治療法を行います。シーネなどで長期間固定するので、日常生活に不便を感じる方が多いです。

ステロイド注射

炎症が出ている部分にステロイド注射を行います。安静や装具療法と併用して行うことで、治療効果を得やすくなります。ただし、頻繁にステロイド注射を行うと副作用の心配があるので、ステロイド注射を繰り返すことはおすすめできません。

 

これらの保存療法に加え、固くなってしまった関節や腱の動きを改善するためのリハビリも行います。

 

手術療法

まずは保存療法で治療しますが、その後に手術療法に切り替えるケースがあります。

 

<手術療法を適応するケース>

  • 効果がみられなかった場合
  • 再発しやすい場合
  • すっきりと改善しない場合
  • 職業上の都合などで、早く確実に治したい場合 など

 

手術では、手のひら側の指の付け根を1~1.5cmほど切開します。腱の周囲にある、痛みの原因となっている腱鞘の一部を切りなすことで、症状の改善を目指します。日帰りでできる、比較的簡単な手術です。

 

整骨院でできるばね指の治療

整骨院では、以下のような施術でばね指の症状改善を目指します。

 

【整骨院でのばね指治療】

施術内容

詳細

手技療法

前腕から手指にかけてマッサージを行い、筋肉の過剰な緊張を緩和します。痛い部位を直接マッサージするだけでなく、痛む部位に関連する部分をほぐすことで、間接的に痛みのある部位にアプローチできます。

アイシング

患部に炎症や熱感がある場合、アイシングを行い、炎症を抑えます。炎症が落ち着いたら、状態をみながら適切な施術を行います。

テーピング

テーピングで患部を固定して安静にさせます。普段の生活ではなかなか安静にできない指を、強制的に安静にさせる方法です。

電気治療

微弱電流を流して、患部の炎症や痛みを抑えます。電気の刺激によって組織の修復を促し、自己治癒力を高められる可能性があります。

リハビリ

運動機能回復を目的としたリハビリを行い、指の適切な動かし方を指導します。

 

できるだけ手術せずに治したい方や、日常生活における手指の適切な使い方・動かし方を教えてほしい方には、整骨院への通院をおすすめします。また、整骨院は病院よりも営業時間が長いうえに、土日祝日もあいているところが多いです。仕事などの都合で平日の昼間に病院へ通うのが難しい方でも、通いやすいでしょう。

 

ばね指を予防するには

ばね指の大きな原因は、手指の使いすぎです。したがって、手や指へ負担をかけすぎないようにすることが、ばね指の予防につながります。

 

<ばね指を予防するポイント>

  • 指の付け根に負担をかけすぎないように気を配る
  • 指を動かす前は必ずストレッチする
  • 手や指の負担を軽くする便利グッズなどを活用する
  • 痛みが出たらすぐにアイシングする習慣をつける

 

一度ばね指を経験したことのある方は、上記のポイントをとくに気をつけて生活することをおすすめします。ばね指の発症には、生活習慣や労働環境などが大きく影響するので、一度ばね指になった方が治療後も同じ生活をしていると、再発しやすい可能性が高いです。

 

浜松市でばね指を治療するなら「みのり整骨院」

ばね指は、手指を頻繁に使う仕事をしていたり、手指に負担がかかるスポーツをしていたりすると発症しやすいです。はじめは我慢できる痛みですが、放置することで指の曲げ伸ばし時にバネ症状が出てきます。さらに悪化すると、指が曲がったまま動かなくなる可能性があるので、早期に治療することが大切です。

 

ばね指の治療には、整形外科で行う方法と、整骨院で施術を受ける方法があります。整骨院では、痛みを感じる部位をマッサージするだけでなく、電気治療やテーピング、運動指導など、整形外科とは違う方法で多角的にアプローチし、症状の改善を図ります。

 

浜松市にある「みのり整骨院」では、ばね指はもちろん、さまざまな体の痛みに対応可能です。豊富な経験と技術をもとに、患者様一人ひとりに合わせた施術を行います。ばね指をはじめ、手や腕、肩、腰、脚など、体に痛みや違和感、動かしにくさを感じる方は、ぜひ一度みのり整骨院へご相談ください。